today’sbooks’s diary

出会った本のことなど

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『岸田劉生随筆集』

画家、彫刻家、音楽家など、芸術家の書く文章は、面白いことが多いです。 岸田劉生は愛娘の肖像である「麗子像」で知られていますが、38年の生涯の中で多くの文章も残しています。 当時日本に来たゴッホの「ひまわり」を見て、芸術としてはかなり優れてい…

『いま生きているという冒険』

石川直樹著 理論社 2006年4月刊 古書店で500円で購入。 現在も次から次へと冒険を続け、素晴らしい写真や文章を発表している著者が、高校生でインドを一人旅して以来、10年の旅の軌跡をつづったもの。インド、アラスカ、北極から北米・中南米をへて南極、チ…

『SFカーニバル』

フレドリック・ブラウン編 小西宏訳 創元SF文庫で、1964年初版。 古書市で購入。買ったものは1999年に復刊フェアで再版したもの。47版ですから、かなり売れた本なのでしょう。 値段は古書でありながら、1000円。ちょっと高いかな、と思いましたが、調べてみ…